
2025年12月19日
徳島トマト担当の、‟にし”です。
前回は土壌水分センサのご紹介をしました(徳島トマト 土壌水分センサについて(2025.08.25更新))。
最近、気温が徐々に下がり、トマトハウスでは夜間に加温しながら栽培を行っています。

🌱 現在の栽培状況
開花: 8〜9段目
収穫: 3〜4段目
例年よりも樹勢は安定しており、順調に生育しています。
現在、OATアグリオ栽培研究センターには2000株以上のトマトが植えられています。
これらを、私たちは「大玉トマト」や「ミニトマト」と分けて呼んでいますが、果たしてどのような違いがあるのでしょうか?
これらのトマトの分類の基準となるのが、果実の重さです。一般的には、下記のように分類されます。
・ 約100 g以上→大玉トマト
・ 約30 g~60 g→中玉(ミディ)トマト
・ 約10 g~30 g→ミニトマト
では、トマトの大きさは、どのように決まるのでしょうか?
栽培研究センターにある大玉トマト・ミニトマトを、下の写真青い点線の部分で半分に切ってみました。


よく見てみると、丸で囲ったトマトの部屋のような箇所の個数が異なることがわかります。
これは子室と言って、トマトはある程度遺伝的に、子室数が決まっており、これが果実の大きさに影響します。
ミニトマトは2個のものが多いようです。
トマトは受粉前の時点で、子室数はおおよそ決まっていると言われています。

下の写真の2つのミニトマトを見てください。

左側は種子が確認できますが、右側は種子が見当たりません。
これは、左側は授粉によって果実肥大したのに対し、右側はホルモン処理剤で果実肥大を促進したためです。
種子の周りのゼリー部分には、トマトのうまみ成分であるグルタミン酸が多く含まれており、種子の大きさの違いは食味にも影響を与えます。
普段何気なく食べているトマトも、その形をよく観察すると面白い発見があるかもしれません。
つづく、、、
※名前とメールアドレスは公開されることはありません。