2022年1月28日
イチゴ栽培ブログ第14回です。
さちのかの生育状況
複葉が小さくなってきたのと、夜間の冷え込みがきつくなってきたので、先週より電照時間を長くしています。夕方の日長延長方式で4時間の実施です。
葉柄が立っており、電照がよく効いているので、今日から30分短くして様子をみてみます。
前に当圃場で夜間暖房は実施していないと書きましたが、厳寒期だけ早朝加温を行っています。少しでも温度を高めて光合成の効率を上げるのが目的です。
朝6時から9時までの稼働で、曇り~晴れの天候の時にハウス内が8℃(6時)から15℃(9時)に上昇します。
ベッドごと(品種ごと)に毎日排液量を測定しています。現在、排液率はおおよそ30%で推移しています。
年末からハダニが発生しています。葉がかすれたようになっています。
南北のベッドで温度の上がりやすい南側で目立っています。
1月19日にやむを得ず化学合成農薬を散布しました。、、残念!
葉裏の拡大写真です。ナミハダニとその卵が観察されます。
生きているように見えますが、すべて死んでいます。よく効いています。
バンカーシートで放飼したミヤコカブリダニも定着しているのが確認できます(ミヤコカブリダニの動きが早く、ピンボケですが、、)。
ミヤコカブリダニよりもナミハダニの増殖スピードが勝っていたので、ハダニ害がひどくなったと思われ、農薬散布でナミハダニの密度が下がったので、今後はミヤコカブリダニがしっかり活躍してくれるでしょう(期待)。
つづく、、、
2022年2月4日
2022.02.04
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