2022年2月4日
イチゴ栽培ブログ第15回です。
ブログ第13回に引き続き今年定植している品種の紹介をしていきたいと思います。
・かんなひめ
垣本商事さんが紅ほっぺとさがほのかを交配して育成した極早生の品種で、今作で初めて栽培する品種になります。漢字では「甘雫姫」と書くようです。極早生の品種なので、定植して2週間程度で出蕾が始まり、11月の初旬~中旬にかけて1番果の頂果の収穫をしました。いま現在では2番果の収穫をしており、3番果が出蕾している段階です。1番果の果実は気温がまだ低くない頃に収穫したので、実は小さく味も普通でしたが、2番果はやや大きく、味も優れていました。樹勢が強い栽培をしてしまっているためか出蕾のタイミングはややバラつきがあります。
2月1日撮影
・恋みのり
農研機構で開発された早生~中生性の品種で、草姿は立性の大きくなりやすい品種です。親はイチゴ久留米48号、「さつまおとめ」、「さがほのか」の多元交配から得た03042-08に、「熊研い548」を交雑した1季成り性の品種(農研機構HPより引用)とのことです。果実は短円錐~円錐(俗に言う肩が広い)形で黄色味がかった赤色をしており、1個1個が大きいです。他の品種と比較すると芽無し株が多い印象です。芽無し株の発生の原因は育苗期間における窒素飢餓と言われていますので、他の品種よりは濃い濃度での管理が必要となるようです。
2月1日撮影
つづく、、、
2022年2月9日
2022.02.09
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