2022年2月25日
イチゴ栽培ブログ第18回です。
ブログ第15回に続き、定植している品種の紹介をしたいと思います。
品種の紹介は今回で最後になります。
・女峰
1985年に品種登録がされた古い品種になります。栃木県農業試験場において開発され、「はるのか」と「ダナー」を掛け合わせてできた系統に「麗紅」を掛け合わせることで作られた品種です。草姿は立性です。
東日本で主に栽培されていましたが、のちに生まれた「とちおとめ」のほうが、酸味が少なく食味が良かったことから東日本では「とちおとめ」がメジャーな品種となりました。しかし、香りが良く酸味が強いという特性を生かし、ショートケーキなどのケーキに良く使われており、需要はまだまだあるようです。
女峰の様子(2022年2月25日撮影)
2番果の収穫がほぼ終わり、三番花が咲いています。
・さがほのか
2001年に品種登録がされた品種で、その名のとおり佐賀県で開発されました。「とよのか」と「大錦」を交配して生まれた実生を選抜することで生まれた品種です。酸味よりも甘みが強い品種で、今の時期からより食味が良くなる傾向があります。厳寒期は果実の色がやや薄くなることがあります。草姿は立性、早生性の品種で、連続出蕾性があります。
以前はイメージキャラクターとしてリカちゃんとコラボをしていましたが、佐賀県の新しい品種である「いちごさん」が普及してきたために終了したようです。
さがほのかの様子(2022年2月25日撮影)
つづく、、、
2022年3月4日
2022.03.04
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