2022年12月9日 第42回

2022.12.09

12月9日

 

イチゴ栽培ブログ第42回です。

 

イチゴはさがほのかの収穫が始まりました。

 

 

紅ほっぺとさちのかはもう少しかかりそうです。

 

さて、今回は農薬の散布状況に関して書いていきます。

このブログで紹介しているハウスでこれまでに発生した病害虫はハダニ類、ヨトウムシ類、および炭疽病になります。

炭疽病に関しては育苗段階で感染した可能性が高いため、萎れている株を見つけたら取り除き、新しい株に植え替えています。

ハダニ類とヨトウムシ類に関しては、サフオイル乳剤を2回、BT剤を1回散布しました。ヨトウムシ類はハウス内で大量に発生しているわけではないため、株を毎日観察して手で取り除くのが手っ取り早い気がします。ハダニ類に関してはサフオイル乳剤の散布2回では残念ながら抑えられなかったため、化学農薬を散布しました。きっと収まってくれるでしょう。

農薬に関しては、化学農薬をあまり使いたくないあるいは無農薬で栽培したいという方もいらっしゃると思いますが、あまりに増えすぎてしまった場合は天敵や有機JAS適応の農薬などには頼らずに、良く効く化学農薬を使ってしまった方が抑えられるという考え方もあります。

逆に発生が僅かであればサフオイル乳剤のような農薬を散布した方が耐性をもった病害虫を増やすことにならないですし、有効な農薬の使用回数を減らすことにならないためお薦めです。

 

つづく、、、

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