6月3日
イチゴ栽培ブログ第30回です。
5月末をもって2021年からの栽培を終了しました。今作は定植後から葉色が濃い状態が続き、収量が伸びなかったため大変でした。
本圃の今後の予定としては地上部の撤去、土壌消毒、培地の耕耘、定植といった作業を行います。
育苗に関しては親株からランナーを伸ばしている最中です。伸ばすランナーはなるべく太いものを伸ばし、余裕があるなら細いランナーは取ってしまいましょう。
親株1株から子株が15~25株程度に増殖することができます。太郎苗を使わない場合、1本のランナーから3,4株採苗できるので、ランナーは5,6本伸ばすと良いでしょう。
上記の写真は少し前の親株の状態ですが、ややランナーの数が少なかったためサンピ833neoを1000倍希釈で散布しランナーが出てくるのを促進しています。
親株はチップバーンが出るか出ないか程度のこい濃度の液肥で管理することで、太いランナーが出るようにします。
チップバーンが出てしまう場合は水量を増やす、カルシウム剤を散布する、濃度を薄めるのいずれかで対処しましょう。
つづく…
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