5月13日
イチゴ栽培ブログ第28回です。
徳島はゴールデンウイーク明けから天気が悪い日が続いています。
イチゴの栽培に関してですが、ゴールデンウイーク前より増えつつあったアザミウマがかなり目立つようになってきたので、農薬散布を行いました。
アザミウマは種によって農薬の効果が異なってくるので、前回アザミウマが発生した際と同様に今回もアザミウマを採取し、種の同定を試みました。
こちらが採取したアザミウマの実体顕微鏡で観察した画像になります。
前回採取したアザミウマよりも全体的に黒っぽい体色をしています。
さらに頭部を拡大した写真になります。
触角の色が根元から黒・黒・白・白・白・黒・黒となっていため、今回発生していたアザミウマはヒラズハナアザミウマと考えられます。
また、前回のミカンキイロアザミウマは複眼の後ろに長い毛があるのに対し、ヒラズハナアザミウマは複眼の後ろに毛がない(短い?)のが特徴になります。
今回は防除のタイミングが遅くなってしまったため、残念ながらアザミウマに食害された果実がいくつかできてしまいました。
やはり、トラブルには早めに対処すべきですね。
今後気を付けたいところです。
つづく…
※名前とメールアドレスは公開されることはありません。