2022年3月4日
イチゴ栽培ブログ第19回です。
3月になりました。3月になると日射量が増え、気温が上がることでイチゴの生育の様子も変わってきます。特に果実の軟化や、徒長は農家さんにとって大きな問題になってくると思います。今回は果実の軟化対策として使えるカルハードの紹介をします。
カルハードはカルシウム、有機酸および糖類が含まれています。カルシウムは細胞壁において構成成分であるペクチンをつなぎ合わせる役割があるため
また、カルハードに含まれる有機酸はカルシウムをキレート化することで吸収されやすくするため、他のカルシウム資材よりも効率的にカルシウムが吸収されます。実際にカルハードを散布することで果実硬度や日持ちが向上したというデータもあります(https://ci.nii.ac.jp/naid/10029725044)。
果実の軟化や日持ち性にお悩みの方は1度ぜひ使ってみてください。
つづく、、、
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