2022年3月25日
イチゴ栽培ブログ第22回です。
さちのかの生育状況
完全に春の樹姿になりました。
さがほのか(左)と越後姫(右)です。
越後姫は収穫開始が遅いですが、食味が良い印象です。
さがほのかは、ほかの品種の食味が落ちる春以降に食味が良くなる傾向があります。
生理障害について
先青果
品種による差がありますが、シーズン通じて見られます。
当圃場ではかおり野で2月に激発、3月に入って紅ほっぺなど比較的多くの品種で発生するようになりました。
強樹勢、肥料過多、低温などが原因といわれています。
特に窒素過多による強樹勢で激発する品種があります。
給液濃度を下げて、ホスプラスなどのリン酸系の葉面散布をすると予防効果があります。
これは紅ほっぺで見つかった症状で、おそらく鉄欠乏症状と思われます。
苦土欠乏の可能性も排除できないので、こういうときは両方の成分(鉄とマグネシウム)が含有されている「鉄力トレプラス」の葉面散布をお薦めします。
これは生理障害ではなく、ただのアザミウマによる食害痕です。。
つづく、、、、
2022年4月1日
2022.04.01
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