10月28日
イチゴ栽培ブログ第39回です。
今回は弊社のハウスで行っているイチゴの生育自動診断システムに関して紹介いたします。
この生育自動診断システムは架台と撮影用のカメラ2台からなり、カメラは上部と側面に取り付けます。
このカメラがイチゴを撮影し、その画像をクラウド上にアップロードすることで、クラウド上にあるAIがその時の生育状態を判断し、
施肥濃度や潅水量、葉面散布に関するアドバイスがメールで連絡されます。また、温湿度センサーやCO2センサー、土壌センサーとも連動するため、
ハウス内湿度の多寡やCO2の過少など連絡されます。
更に液肥混入機との連動も可能で、培地中のECや水分量を自動で一定に保つ機能もあります。
例えば、イチゴが大きく育つと肥料や水の吸収量が増加し、培地中のECや水分量が減少しますが、
自動制御機能を活用することで自動で施肥濃度を濃くしたり、潅水量を増やしたりしてくれるため、
手動で施肥濃度や潅水量を変更する必要がありません。
イチゴの栽培が初めてで適切な施肥濃度がわからないという方はこの機能を活用してもらえれば潅水・施肥で悩まずに済みます。
残念ながら病虫害を検出するような機能は携わっていないため、そういった機能の実装が今後の課題になります。
ご興味のある方は各地域の弊社支店までご連絡下さい。
札幌営業所 011-200-5151
東日本支店 03-5283-0260
西日本支店 06-6125-5355
四国出張所 088-684-4451
九州営業所 096-360-5577
つづく、、、
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