2021年10月1日
イチゴ栽培のブログ始めます。
当社OATアグリオの栽培研究センターで行っているイチゴ栽培の記録を投稿していきます。
初回は施設・栽培設備についてご紹介します。
徳島県鳴門市にある栽培研究センターです。
ここでは日々農業資材(肥料やバイオスティミュラントなど)の研究・開発を行っています。
その研究センターの一角にイチゴ栽培ハウスがあります。
このハウスは約10a(1000㎡)です。
赤い防虫ネットが側窓に設置してあります。
この防虫ネットはアザミウマがハウス内に侵入するのを防ぐ効果があります。
イチゴは高設ベンチで栽培されています。
この温室では、当社の資材(給液システム、肥料、バイオスティミュラント、グリーン農薬など)を積極的に使用してイチゴを栽培した場合、どれくらいの品質のものがどれくらい取れるのかという、実証栽培試験を行っています。
ここで収穫されたイチゴは市場などに出荷して、品質の評価を受けるようにしています。
そのほかのイチゴ栽培設備をご紹介。
培地はヤシガラを使用していて、点滴チューブで潅水同時施肥(養液栽培)をします。
ベンチの中に温湯管が入っていて、培地加温できるようになっています。
細霧装置のノズルです。夏の高温対策、冬の湿度確保に使用します。
循環扇です。約6aに4台設置してあります。
ちなみに温室の外張りフィルムはエフクリーン®自然光ナシジが張ってあります。
炭酸ガス供給装置(上)と供給するホース(下:マルチの上の黒いホース)です。
ここでは生ガスを使用して、株元に効率的に施用できるようにしています。
電照と紫外線照射ランプです。
主にさちのか品種を栽培していたので、電照は必須です。
紫外線照射ランプは夜間にUV-Bが照射され、植物体の免疫力が高まりウドンコ病にかかりにくくなると言われています。
液肥ポンプです。
さまざまな肥料をテストするため、4台使用しています。
電磁弁です。栽培ベンチごとに違う給液管理ができるように現在は7系統に分けています。
これらの設備を使って、安心安全でおいしいイチゴをたくさん作っています。
つづく、、、
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