2021年11月19日
イチゴ栽培ブログ第6回です。
今回からは今年定植している品種の紹介を少しずつしていきたいと思います。
・さちのか
農研機構(旧:野菜茶業研究所)において「とよのか」と「アイベリー」を掛け合わせて作られた品種で、「幸の香」とも書くそうです。やや晩生の品種で、収穫は12月初旬~中旬に始まります。果実の果皮は固いので輸送性に優れます。また、甘みと酸味のバランスが良く、食味に優れます。
当圃場で育てているさちのかは今のところ出蕾~開花程度で、やや生育が遅いかなといった生育状況です。
・越後姫
越後姫は新潟県の園芸研究センターで作られた品種で、「ベルルージュ」と「女峰」を交配してできた選抜株に、さらに「とよのか」を掛け合わせて作られました。元々新潟県内のみで栽培されていましたが、現在は日本各地で栽培が可能となっており、当圃場でも今年初めて栽培を行います。越後姫の特徴は何と言ってもその甘さになります。10年ほど前に新潟県でいただいたことがありましたが、とても美味しく、その甘さにびっくりしたほどです。
当圃場で育てている越後姫は一部を除いてほとんど出蕾していません。出蕾が待ち遠しいです。
次回も当圃場で育てている品種の紹介をしたいと思います。
つづく、、、
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