2021年10月22日
イチゴ栽培ブログ第4回です。
今回は活着後の栽培状況について記載します。
定植直後は徳島の天気は良かったのですが、月の後半はやや天気が悪く、日中の温度が上がりづらかったため、日中はサイドのカーテンを閉めました。ただ、カーテンを閉めっぱなしでは夜温が高くなり2番花の分化が遅れるため、夕方にはカーテンを開けて夜間はハウス内の温度を下げるようにしています。
病気は、炭疽病で枯れてしまう株がいくつかあったため、植え替えを行いました(補植)。
また、ハダニ類、アブラムシ類、ハスモンヨトウなどの害虫が観察されました。
当圃場では減化学農薬栽培に取り組んでいるので、最初に散布するのはサフオイル乳剤やオレート液剤などのグリーン農薬になります。
グリーン農薬は食品添加物を主成分とした農薬なので、人や環境に配慮した環境負荷の低い農薬で、天敵やミツバチなど有用生物への影響も少ないです。
オレート液剤を散布した後のアブラムシは上記の写真のように少し縮んで死にます。
今作では色々な品種を栽培していますが、一部の品種では既に収穫が始まっています。
徳島県内のスーパーでも紅ほっぺやかんなひめといった品種が並んでいたりします。
まだ数が少ないので、出荷はできませんが収穫量が増えてきたら市場への出荷や圃場前での直売を開始したいと思います。
つづく、、、
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