2021年10月15日
イチゴ栽培ブログ第3回です。
今回はイチゴ定植~活着までの作業について記載します。
当圃場では定植直後に散水シャワーを使ってイチゴの株の周りに潅水を行います。
これを行うことで、ポットの培地と栽培ベッドの培地が隙間なくくっつき、活着が早まります。
また、隙間があった場合は培地が陥没するため、隙間ができることで活着が遅れたり生育が抑制されたりするのを防ぐことができます。
また、定植後は水のみを潅水し、イチゴが活着するのを待つのですが、当圃場では活着促進を目的にfullbodyの1000倍液を液肥混入機を用いて潅注処理しています。
このfullbodyにはフミン酸やフルボ酸、海藻抽出エキスなどが入っています。
これらの成分は、土壌微生物を増やし、団粒構造の形成を促進する効果が期待されます。
また、発根促進効果もありますので、定植後の速やかな活着も期待できます。
また、晴れた日にはサンピ833NEOなどの肥料の葉面散布を積極的に行い、新しい葉の展開を進めます。
そうすることで、花芽の出蕾も進めます。
つづく、、、
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