リーフレタスの水耕栽培

2024.10.24

2024年10月25日

徳島にある栽培研究センターで作物試験を担当しておりますQです。

メインはトマトの栽培を担当しているのですが、今回はリーフレタスの栽培について紹介したいと思います。

リーフレタスの種子は、画像のように種子を粘土鉱物などで包んで

播きやすく形成した『コート種子』と呼ばれる形状でも販売されています。

割ってみると出てくる細長いのが、本当のレタスの種子です。

こうして加工してもらえているので、播種の作業が楽になります。

播種して数日経つと、このように発芽して、大きくなってきます。

少しずつ大きくなってきたものを、水耕栽培試験用のパネルに定植します。

培養液をしっかりエアレーションしつつ栽培すると、徐々に大きくなってきました。

まだ、収穫には早いですので、もうしばらく栽培を続けていく予定です。

培養液には、OATハウスS1号と2号を使ったハウスSA処方を用いました。

ハウスSA処方はアンモニア性窒素が少なく、

リーフレタス栽培で、高温期によく出る生理障害である

『チップバーン』が出にくい特長があります。

収穫が待ち遠しいです。

つづく、、、

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