
2025年12月20日
プロバイオポニックス担当の 「のり」 です。
もう12月末、、、1年が過ぎるのはあっという間ですね!
今年も色々な作物をプロバイオポニックスで栽培してきました。
リーフレタス、ミニトマト、アールスメロンを主として、ブログに載せていないものでは大玉トマト、イチゴ、スイカ、ホウレンソウなど。
この1年で微生物の管理やプロバイオポニックス特有の栽培方法など、かなりブラッシュアップできました。
基本的な管理は共通で、施肥量を変えるだけで様々な作物を栽培できる段階までこれたのかなと感じています。
来年春からはこの「OAT式プロバイオポニックス」で上述の作物に加えてキュウリ、ピーマン、パプリカ、ナスも始める予定です!
今回のブログではそれぞれの作物の現在の様子をお見せいたします。
・リーフレタス

写真はリーフレタスの連続栽培の様子です。
規模は小さいですが、化学肥料区(左奥)との比較試験を行っています。明確にプロバイオポニックス区の方が生育が良いことがわかります。
ベッドあたり4枚のパネルが並ぶのですが、現在は2枚目。そろそろ3枚目の苗を移植する予定です。
このような形で順繰りに定植と収穫を繰り返して計10回の収穫を行い、化学肥料区との総重量を比較する予定です。
前回はプロバイオポニックス区が勝ったので今回も勝てますように!
・ホウレンソウ

ホウレンソウも始めました。
以前にチンゲンサイの栽培を行ったのですが、その際には化学肥料で栽培したものと比べて糖度が平均で1度(Brix)も高くなりました。
ホウレンソウではどういう違いがでるのか??楽しみです!
・ミニトマト

左の列が化学肥料区、隣の2列がロバイオポニックス区です。
現在18段目程ですが、写真のように化学肥料区と同等の樹勢を維持しています。
食味の面では、さっぱりとした化学肥料区の食味とは明らかに異なり、プロバイオポニックス区の果実は甘さに加えて「コクがある」「芳醇」というコメントをもらうことが多いです。
人によって食の好みが分かれますので、化学肥料区の方が好きという方ももちろんいらっしゃいますが、これまでのミニトマトとは違ったものを提供できるという点では面白いものが作れているのかなと思っています。
ちなみに先日、会社の忘年会で目隠しで食べ比べを行ったところ、6チーム中、4チームがプロバイオポニックス区のミニトマトの方がおいしいと回答しました。
このまま6月まで栽培を継続して化学肥料区との食味差や収量差を比較していこうと思っています!
・大玉トマト

少し定植時期が遅れて11月の半ばに定植を行いました。
現在第2果房が開花した段階です。
着果負担を考慮して樹勢を強めにする管理をしていましたが、気温の低下により生育スピードが落ちた影響で予定していたよりも強くなりすぎました笑
1果房あたりの着果数を増やして樹勢の調整をしようかと考えています!
・アールスメロン

2025年で最も「のり」が力を入れたのがアールスメロンの栽培です。
メロンは窒素要求量が高いことから従来のプロバイオポニックスでは栽培が困難でしたが「OAT式プロバイオポニックス」であれば多くの産地で使われている栽培難易度の高い品種でも栽培が可能になりました。
水耕栽培ということで糖度が低いのでは?とよく聞かれますが糖度15度は難なく超えることができています(これまでのチャンピオンは16.4度)。
写真は現在行っている作です。
授粉が始まり忙しくなってきました!
メロンはここからが勝負!温湿度管理によって出来栄えが変わってきますので腕のみせどころです!
・いちご


写真の通り、いちごも良好に生育中です。
先日一つ収穫できたので食べてみたところ、糖度は10.9度とおいしいイチゴで一安心!
これから本格的に収穫が始まりますのでたくさん食べられるのが楽しみでなりません!笑
・スイカ

最後にスイカです!
メロンができるならスイカもやってみよう!ということで10月半ばから栽培を開始しました。
完全なる思い付きで始めたので、本来なら強勢台木を使うところを実生株ということでコンパクトな草姿となってます。
ひとまずスイカも問題なく栽培できそうということがわかりました。
収穫は1月初め!糖度がどのくらいになるのか楽しみです。
スイカは今後も継続し、次回は2月末から大玉を栽培する予定です!
来年も「OAT式プロバイオポニックス」をさらに発展させていこうと考えておりますので宜しくお願い致します!
※プロバイオポニックスは国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の登録商標です。
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