プロバイオポニックス技術による作物の栽培⑤

2025.04.04

2025年4月3日

プロバイオポニックス担当の ”のり” です。

今回も前回に引き続きプロバイオポニックス技術による葉菜類、ミニトマト、メロンの栽培についてお話していきます。

・葉菜類の栽培

2024年12月25日よりリーフレタスの連続栽培を開始して早くも3か月が経ちました。

右から4区が栽培条件の異なるプロバイオポニックス区、左端が化学肥料区となります。

前回もお伝えしたように、今作は前作で得られた知見をフル活用していますので化学肥料区に劣らない収量が欲しいところです。。

現在までに6回収穫を行い、各収穫回の収量対決の結果は、、、

化学肥料区 vs プロバイオポニックス区  2対4でプロバイオポニックス区が優勢!!!!

いいぞ、プロバイオポニックス! がんばれ、プロバイオポニックス!

この試験は10回収穫を行い、そこで一区切りする予定です。

まだまだ油断はなりませんが、このままプロバイオポニックス区が勝ちますように!

・ミニトマトの栽培

こちらも2024年12月10日に定植して4か月が経ちました。

左の1区が化学肥料区、それ以外の3区が栽培条件の異なるプロバイオポニックス区となります。

この試験も概ねデータを取り終えたので12段目で摘芯し、全段収穫を終えたら試験終了です。

週2、3回収穫を行っていますが、毎回8Lコンテナが満杯になるくらい取れています。

気になる化学肥料区 vs プロバイオポニックス区ですが、、、

こちらも収量においてプロバイオポニックス区が優勢となっています!

このまま逃げ切れることを期待します!

・メロンの栽培

メロンも2025年1月20日に定植を行い3か月が経とうとしています。

そろそろお楽しみの収穫になります!

熟度を確かめるために一つ試し切りしてみました!

切ったときの感触が硬く、まだ早いかな?と思いつつも糖度(Brix)を計測してみると、、

15.2度!?

いわゆる高級メロンで14~16度程とされていますので、現時点で15.2度は収穫時のことを考えると思わずニヤニヤとしてしまいます笑

ネット(果実表面の網目)の張りや高さもいい感じです♪

来週に収穫を行う予定です、どのくらいの糖度になっているのかとても楽しみです!!

この結果についてはまた次回お話できればと思います。

※プロバイオポニックスは国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の登録商標です。

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